タイトルがやや刺激的で恐縮ですが、決してネガティブな内容ではないのでお楽しみください。
この記事を書こうと思った背景として、前ブログの川真田選手件と、高校/大学バスケファンとして過去から感じていたことの2点があります。
前者はこちら参照ですが、なぜ川真田選手(や吉井選手/井上選手)といったポテンシャルの高いインサイドプレイヤーがBリーグではそれほどプレイタイムが得られないのか、それがポテンシャルを解放する妨げになってるのではないかという思い。
japan-bleague-college.hatenablog.com
後者も近いのですが、高校/大学バスケまで vs Bリーグでは外国人選手のレベルが違いすぎるんですよね。高校/大学でやっとの思いで外国人選手と渡り合えるようになって(そもそも渡り合えるプレイヤーもごく一部)、そのままプロにいったら体格・運動能力・スキルが全然レベルの違う外国人選手との争いを強いられる。
実際高校/大学バスケでは圧倒的だったバンバ選手も一時は川崎に在籍していましたが、正直言うとあまり活躍できずに去っていってしまいました。
これらは実際プレイタイムを見ると明らかだと思います。
22-23年リーグでPF/Cで登録している選手をプレイタイム順で並べると外国人選手が上位を独占し、日本人選手は10分未満に留まるプレイヤーも多いです。
この顔ぶれを見て、学生バスケファンならわかると思うのですが、彼らはそれぞれの代では圧倒的なトッププレイヤーだったんですよね。
PG/SGは日本人が大半ということを考えると、日本人ビッグマンは明らかにBリーグでのプレイタイムが短く、仮に(本当に仮にです..笑)私が高校バスケで身長2mある息子を持っていたとしたら、運動神経・ハンドリング含めてトップクラスでない限り、「バスケで金稼げないから勉強しなさい」というと思います。これ冗談ではないです。
だって、この面々ですらプレイタイムに留まってしまうのですから。
もしくはSFに転向するかでしょうか。小野選手、杉浦選手、増田選手などは学生時代はインサイド中心でしたが、アウトサイドプレーも上手く、Bリーグでも上手く適応してますよね。(口で言う程簡単ではないですが...)
当然レベルの高い外国人選手が増えた結果、日本人のレベルも上がっているのは間違いないので、ひとえに鎖国しろということではないですが、インサイドとして高いレベルを目指すにしても、身長は高いながらSFに転向するにしろ、Bリーグという(ほとんどの人にとってのバスケの)出口がこのような状況になった以上、中学・高校等からより一層将来を見据えた指導が求められるなぁと思った次第です。
最後までお読みいただきありがとうございました。