いきなりですが、バスケットボールにおいて「トランジションを速く!」だったり、「トランジションが大切」ということは良く言われると思います。
ご存知の通り、トランジションとは
transition=移り変わり
という意味です。
一般的には、ディフェンス→オフェンスの切り替えだったりその逆を言います。
シュートを決めてもすぐにディフェンスポジションにつけない(オフェンス→ディフェンスのトランジションが遅い)チームはもったいない得点を許すことが多いです。
また逆にせっかく良いディフェンスをしても走り出しが遅ければ(ディフェンス→オフェンスのトランジションが遅い)速攻で簡単に点を取れずに重い展開になります。
しかし、ここ数日の日本代表の試合での渡邊選手や比江島選手のプレーを見て「単に攻守の切り替えだけがトランジションではないのでは?」と感じました。
オフェンス⇔ディフェンスだけでなく、一つ一つのプレーの継ぎ目がほとんどないのです。
渡邊くんのすごいとこ、ブロックされてもすぐ戻るとこだよね。
— Mutsuko Nagata 永田睦子 (@mtkngt) September 13, 2018
いや、当たり前って思うじゃん?
これが意外に当たり前じゃない。
ひとつアクションして、ゆっくり戻る人たくさんいるもの。
こんなツイートがありました。
本当にその通りだと思います。
ブロックをされる以外にも、ファールか微妙なプレーに対してノーホイッスルだったときやスクリーンにかかった際などもプロの選手でもリアクションが多く、次のプレーに移るのが遅れる選手は一定数いると思います。
ちなみに、草バスケの私はブロックされれば3秒くらいへたりこみます。
比江島選手も、ディフェンスの際にコースに入って倒れこむものの、ファールのコールはならなかったのですぐに立ち上がってシュートチェックに飛ぶシーンがありました。
他の代表選手も然りです。
試合を通して、ほんとに無駄な時間がないなという印象でした。
八村選手がダンクをした後に少し吠えたくらいでしょうか、笑
このあたりは普段からのプレーの意識の高さなのかなとも思います。
今後、日本代表戦を見るときはそんなところも注目しながら観戦すると新しい発見があるかもしれないですね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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