Youtubeに愛知県の大会で桜花学園と名古屋大谷高校の試合がアップされており、なんとタイトルにあるように199点差という結果でした。
見ておいてなんですけど、この試合をわざわざYoutubeにアップする必要性はあったのかな?と思いつつ、せっかく見てしまったのでこの試合について思ったことを書いていきたいと思います。
(結局私もこれを記事にしている時点で人のことは言えないですね・・
100点以上の差がつく試合は結構ある
BリーグやNBAからバスケを見始めた方はこの199点差というのは非常にショッキングに思われる方も多いかなと思いますが、100点以上差が開くというのは高校バスケットではわりとあります。
ミニバス、中学でもあると思いますが、高校バスケは「ある程度推薦などで優秀な選手が強豪校に集まり、同じステージで普通の公立校とかも戦う機会がある」からですね。
大学以上になると、リーグ戦やインカレはある程度レベル選定がされているので滅多にお目にかかれません。(新人戦の下位回戦とかでたまにありますが)
実際これは愛知県インハイ予選の県大会のトーナメント結果ですが、県大会ですら150点近く差が開いている試合もあります。
(桜花に負けているチームも地区大会を勝ちあがってきたチームということです)
もちろん、桜花が全国優勝を何度もする強豪だからでは?という声もありますが、他の県でも必ずあるはずです、
試合の運び方によっては県ベスト4くらいのチームとの試合でも100点差とかはあり得ます。(私の県でも130点差は生で見たことがあります)
前提として、制度の問題であって両チームに非はない
まず、言いたいのは両チームの選手や監督に非は100%ないということです。
勝った側(桜花学園側)とすれば、あれだけ点差がついたのに最後まで全力で戦ったのはすばらしいです。
相手へのリスペクトとも取れますが、格下との戦いでも貪欲に何かを得ようとする姿勢が強かった印象があります。
桜花学園に対して「わざわざ前から当たるなんて」「手加減しろよ」というコメントはは本当にナンセンスですよね。
また、負けた側(名古屋大谷高校側)に関しては言わずもがなです。
1Qで50対2くらいだったと思います。
あひるの空の千秋ならもう駄菓子屋さんに帰ってます。
黒子のバスケの萩原君ならバスケやめてます。
(この表情は違う理由からですが、)
個人的にはコールド制も考えて欲しい
野球はコールドゲームがあります(5回で10点差・7回で7点差)
ただし、甲子園はありませんが。
バスケは時間制なので実力差があっても時間が経てば試合終了になるが、野球は実力差があり過ぎるとアウトが取れずに試合が終わらないという現象があり得るからだそうです。
また、バスケは20点差くらいなら1Qでひっくり返ったりしますので、バスケにコールドゲームがない理由は非常に納得できます。
ただ個人的には全国大会以外の県予選では、ハーフで80点差とかだともうコールドにして良いんじゃないかなと。
1Qで30点は可能性があっても、2Q連続で40点をひっくり返すのは99%不可能でしょう。
100点差ならまだ良いですが、200点差近く開くのはちょっと負けた側が酷すぎるかなと。
現在都道府県によりますが、シード制などを採用して、極力全国大会に出場する(もしくは県ベスト8以上)チームは上位回戦から出てくるような仕組みをとっていますが、どうしても組み合わせや年のチームバランスによってこの試合は出てきます。
コールドゲームを設けて欲しいのは、「負けたチームの選手が悔しいとかの次元ではなく、本当にバスケに対して嫌な感情を抱いてしまう」可能性があるからという1点のみです。(あくまで可能性ですけどね。この試合に限らず)
別に、この試合が両チームにとって得るものがあった/ないとか「良い経験だった」というレベルの話をしているわけではありません。
199点差で負けても将来の話のネタに出来るような子ばっかりだったら良いのですが。
ただ、現実的には難しいでしょうね。
これに関しては色々議論があると思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。