日本のバスケで言いたい放題!

バスケットボールをこよなく愛するおじさんが高校・大学・Bリーグの選手やチームについて語ります。

岡田侑大選手が大量得点できる理由が分からない方へ

U22の韓国遠征は5連勝のようです、すごいですね。

vs延世大学の試合を見ましたが、相変わらず増田選手がファールもらうの上手いな~というのが第一印象。

メンバーの選定ではサイズアップを図りながらもしっかり熊谷選手や中村選手を積極的に起用したのも良かったのかなと思います。

 

あと、個人的に日本代表に大倉選手と岡田選手が入っているのは珍しいなと。

(候補はあったかもしれませんが、初めてじゃないでしょうか?)

 

basketballking.jp

 

高校2年生で初めて岡田選手のプレーを見て、今では大学界を代表するスコアラー・日本代表になっています。

 

ただし、結構最近まで私は岡田選手がなぜ20点、30点と簡単に得点出来るのか良く分かりませんでした。

上手いと思っていなかったわけではないのですが。。

 

友人も同じことを言っていたのですが、物凄くドライブが早いわけでもないし、シュートも綺麗なジャンプシュートではありません。

ハンドリングもチームメイトの荒川選手や山梨選手と比べると良いとは思えません。

 

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同じことを思っていた方はいらっしゃるのではないでしょうか??

 

自分なりに岡田選手が大量得点出来る理由をまとめてみたので、どうぞ!

 

 

 

 

ハーフスピードだから出来る切り返し

 

岡田選手のプレーの中で上手いな~と思うのがディフェンスにコースへ入られてからのロールターンとビハインドです。

 

特にロールターンはあえて相手にコースに入らせてからクルっと回って一歩目でレイアップというシーンも多いです。

 

フルスピードで相手にコースに入られると一度静止したり、ターンオーバーが起こるのですが、岡田選手は自身がコントロール出来る範囲でドライブをするのが上手いので相手の対応に合わせたオフェンスのセレクションが出来ます。

 

ここの上手さは比江島選手に少し似てますね。(クルクルするところが特に)

 

ミドルシュートが上手い

 

あまりイメージがない方が多いかもしれませんが、岡田選手はミドルレンジのシュート確率が非常に高いです。

 

ハーフスピードのドライブで相手の動きに対応するのが上手いので、相手がドライブを警戒して一歩下がった瞬間にミドルシュートというのも良く見受けられます。

 

このセレクション自体も良いですし、本当に良く入ります。

 

高校時代と比べてシュートレンジが広がっていると思いますし、もう少し3Pを打つ際のフォームが安定すればな~とかも思いますね。

 

敢えてギリギリを抜かない

 

良く1on1でドライブを仕掛ける時に「ディフェンスの横ギリギリを抜け」と指導されることが多いと思います。

一般的にはもちろん正しいです。

 

ただし、岡田選手はチームの中で自由に攻めることが共通認識になっているのでピック&ロールでスイッチした際などに大きく回り込んでドライブすることが多い印象です。

 

回り込むことでのメリットは2つでしょうか。

 

①駆け引きの余地が大きくなる

→ステップバックや、切り返すスペースが広くなります。

 一息置いて仕掛けれるのでターンオーバーも少なくなるのかなと。

②パスコースが広くなる

→結構良くみるシーンですが、回り込むことで相手ディフェンスの責任が曖昧になり、岡田選手にディフェンスが収縮することが多いです。

 

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もちろん、岡田選手は状況に応じてスピードでズバッと抜くことも出来ます。

ラグビーのようにボールを抱えてゴール下に切り込むのも上手いです!

 

 

以上、3つの岡田選手の長所を紹介しました。

個人的に見ていてプレーが面白いので、これからも代表などで見たいな~と思うプレーヤーの一人です。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

チームメイトの杉野選手の記事もどうぞ~

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