おはようございます。
世はお盆休みに入りました。
数週間前の様な暑さはなく、過ごし易くて良いなーと思うと同時に、気づいたらインターハイが終わっていましたね。
「インターハイがお盆休みに行われたらどの県で開催されていても全試合見れるのに」と一瞬考えましたが、全国の高校生アスリートのご家族達の団欒の時間を奪ってしまうので良くないなとも再考しました。
準決勝以降はyoutubeで見たのですが、ちょこちょこアップされている試合を暇なお盆休みで見進めています。
試合を見た感想ですが、今更と思われるかもしれませんが「留学生プレーヤー」という存在がもはや当然になっているなぁと。
2018年度インターハイでは何チームが留学生プレーヤーを擁していたのか?
メンバー表を見ると、「ハーフの子が多い!!」のですが、ハーフの子は除きたいと思います。笑
羽黒 福島東稜 八王子学園八王子 開志国際 北陸 美濃加茂 飛龍
藤枝明誠 中部大学第一 桜丘 東山 報徳学園 高知中央 福岡第一
ざっとメンバー表を見た感じ、14/58チームが留学生プレーヤーを擁しています。
約1/4のチームですね。
この中でも太字の高校は2010年より前から既に留学生を取り入れていたイメージですね。
ただ北陸や藤枝は中国人留学生のイメージが強かったですが、いつのまにか変わっていますね。(藤枝はマリの留学生らしいです。)
桜丘や開志国際は比較的最近とはいえ、イメージはあったのですが福島東稜や美濃加茂あたりはメンバー表を見て初めて知りました。
留学生プレーヤーを取り入れないと勝てないのか?
そんなことありません!
と言いたい所ですが、実際微妙というのが感想です。
なんせリバウンドを制するものは試合を制します。
というわけで、過去優勝校をまとめました。
赤字が留学生を擁していた高校です。
もちろん優勝校に注目しても「留学生がいないと勝てないのか」という議論は出来ないのですが、優勝校だけ見るとそれほど比率は変わりませんね。
当然留学生がいても日本人プレーヤーの活躍がないと優勝までこぎつけることは出来ないのは明白なのでこの議論はやめたいと思います。笑
ただ、2つ言いたいことが。
①開志国際おめでとうございます。
優勝校を見るともう、本当に伝統校といわれるところばっかりです。
(明成も伝統校といっても良いでしょう)
東山、帝京長丘、桜丘など良い意味で高校バスケ界を賑わした留学生を擁するチームは多いですが優勝校だけ取り上げるとその難しさが良く分かります。
②2013年の京北は本当にすごかった
逆に留学生を擁せずとも優勝した高校を見るとどのチームも2m級の日本人センターを擁しています。
能代は満原選手、洛南は谷口選手などは今も活躍してますよね。
2013年以降の明成も八村兄弟というプレーヤーを擁しています。
その中で、2013年の京北は最長が190cmということを考えると驚きしかありません。
「留学生はズルい」だけは本当にナンセンス
上記の乏しいデータを見る限り、「留学生プレーヤーを採用するチームは増えてきているが、だからといって優勝できるとは限らないし、日本人だけでも優勝している」
ということが言えます。
留学生を擁していても近年の福岡第一のように日本人のスピードを活かしたバスケを楽しむことが出来ますし、見る側としては正直どっちでも良いです。
別に留学生への裏パスばっかりが通るほど甘くないですし、全国レベルの高校は上手く対策してきます。
ただ、最近は少し減りましたがyoutubeなどに「留学生センターはずるい」みたいなコメントもたまに見受けられます。
2000年代だったらまぁ分からないこともないですが、そのコメントは今の時代はナンセンスですよね~。
もうどのチームも採用していますし。
なんであくまで見ている側の意見ですが、どんどん留学生プレーヤーが増えて、全体のレベルが上がれば良いのかなと。
最後までお読み頂きありがとうございました。
インターハイ関連の記事はこちら~
なぜ、バスケのユニフォームは半袖が使用されるようになったのか?