実は、このブログを半年以上前に立ち上げた際に1記事目として書かせて頂いたのが、大塚選手の記事でした。
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当時は渋谷→富山に移籍し、プレータイムや平均得点が3倍近くに増える大躍進を遂げた理由について焦点を当てました。
しかし、やはり内外問わず環境の変化はあるので移籍1シーズン目と同じようにはいかないと思っています。
その辺りの変化点や期待したいことなどをつらつらと書いていきたいと思います。
スタッツは横ばいのように見えるが??
まず、簡単にスタッツを見ていきたいと思いますが、11/22現在スタッツに大きな変化はありません。
ただ、阿部選手や船生選手の加入によって宇都・大塚の2大長時間労働者はかなり楽になっています。
昨シーズンは30分程度でしたが、今シーズンは26分前後ですね。
そう考えると得点効率は上がっているのかもしれません。
3Pの確率も引き続き高く、「さすが」の一言です。
↑2018シーズン(17試合)
↓2017-2018シーズン(レギュラーシーズンのみ 60試合)
マークが厳しくなっている
昨シーズン後半からも、もちろん厳しかったですが今シーズンはより3Pへの警戒が厳しいなというイメージ。
今や富山はインサイドがかなり強いので、逆にいえばアウトサイド陣に外から決められだすとかなりめんどくさいです、敵チームからすれば。
なので、当然大塚選手のところをしっかりディフェンスを被せてくるのは当然かと思います。
3Pへの警戒が強すぎるゆえか、大塚選手がドライブをすると案外簡単に抜けてゴール下までという昨シーズンは見られなかったプレーも見れますね。
宇都選手からのパスアウトが減った
これもあくまで印象論ですが、やはり宇都選手のプレータイム・1on1の機会の減少によって昨シーズン良く見られた大塚選手への速攻でのパスアウトは減ったのかなと思います。
とはいえ、阿部選手からパスアウトが放たれる部分もあるので、ここはトータルの量としては大きくは変わらないのかなと。
しかし、宇都選手はハーフコートあたりから明らかに大塚選手へのパスアウトを想定してディフェンスを収縮させるようなドライブインが上手いので、そこは阿部選手がPGの時とは異なると思います。
阿部選手は切り込んで、ゴール下へのアシストが上手いですよね。
プレーは進化している
マークが厳しい・宇都選手のアシストが減るなどネガティブな側面も述べましたが、とはいえプレータイムが減っているにも関わらずスタッツは横ばい。
つまり、大塚選手のプレーの精度は確実に上がっています。
渋谷のころは、外でパスを待つ→シュートという印象でしたが、昨シーズンはポストアップやカールカットからジャンプシュートと幅が広くなりました。
今シーズンは先ほど述べたように1on1からゴール下にねじ込む場面も多々見られます。
どんどん金丸選手のように幅広くなっていくのでしょうか。
インサイドとの相乗効果に期待
とはいえ、大塚選手は金丸選手のように1人で30点もスコアするタイプではないと思うので、あくまでシューターとして得点を重ねていって欲しいと思います。
(あくまで個人的な意見ですが)
そのためには、ガードのパスアウト以外にも、もっとインサイドからのパスなどのコンビネーションを期待したいですね。
スミス選手のローポストに入れた後は、三河のように上手くスクリーンを掛け合って大塚選手をノーマークにする動きがあっても良いと思います。
まだまだ、シーズン中盤に入りかけといったところなので、勝手に期待したいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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