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【栃木vs川崎 第11節 11/24】栃木の強さと「on 3」の弱点

栃木、強いですね。

 

東京や川崎が勝率6割前後で苦しむ中、栃木は勝率が9割近いです。

 

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そしてこの11節も優勝候補の川崎から2連勝を勝ち取りました。

田臥選手が怪我の時期が続きますが全く関係ないといわんばかりです。

 

しかし、昨日の栃木vs川崎は正直川崎ペースかなと思っていました。

 

というのも、栃木はなかなか決定的な攻め手がないまま、ロシター選手の個人技やピックでずらして、わずかなズレから3Pのタフショットを決めることでなんとか試合を繋いでいた印象です。

(昨日は遠藤選手が当たっていましたね)

 

逆に川崎のオフェンスはというと、ミスマッチを突ける場面が多い。

外国人籍選手+ファジーカス選手の「on 3」の時間帯が20分ほどあったためです。

 

※「on 3」という表現について、色々議論があるそうですが、個人レベルでは分かりやすい表現なので使用したいと思います。

「on3」と書くからといって、帰化選手の国籍がどうこう言うつもりは全くありません。

 

3番ポジションのエドワーズ選手の部分もミスマッチですし、そもそもマクリン選手vs竹内選手の部分もマクリン選手が優位に立っています。

 

川崎の強みはファジーカス選手ですが、マッチアップがロシター選手なので優位性があるのは3・4番のポジションという認識だったと思います。

 

しかし、オフェンスが微妙に重い展開に。

 

理由は2つあると思っていて、

 

・ミスマッチを突こうとする余り、ボールの展開が遅い

・エドワーズ選手が3番なので得意の機動力も少し落ちる

 

栃木がゾーンを敷いた+シューターの辻選手が怪我ということもありますが、結局川崎の流れが良くなった時間帯は藤井選手がDFを頑張ったり、ドライブで切り込んでいるときだった気がします。

 

川崎はインサイドも強いですが、篠山・藤井・辻・長谷川選手辺りもトップクラスなのでわざわざインサイドのミスマッチばかり突こうとしなくても良かったのかなと。

 

前節の北海道戦はon3の時間帯に上手く裏を取れて簡単にゴール下で得点出来ていたのですが。(結果論になりますが)

 

バスケ経験者の方だと、「ミスマッチを意識しすぎて、いつものチームOFが出来ない」みたいなことはあるのではないでしょうか。

 

一方栃木はゾーンを敷いたくらいで、特にOFは相手が川崎だろうといつもどおりでした。

これも結果論ですが、やることがブレないチームは強いなと。

 

それにしても栃木は3Pが良く入りますね。

それほどドフリーという訳ではないように見えるのですが、タフショット含めてもかなり高い確率で沈めてきます。

 

 

こんなツイートも見かけて、栃木強いし礼儀正しいしなんか完璧な感じするじゃないですか笑

 

ただ、まだまだシーズンは続きますので川崎・東京辺りの優勝候補の巻き返しにも期待したいと思います。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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