2017-18シーズンが開幕しましたが、観戦していて思うのがビデオ判定を積極的に使用する審判の方々と、ビデオ判定によって結構ジャッジを改めるシーンが多いということ。
ビデオ判定により試合が決着したことについて、北ヘッドコーチは試合後の記者会見で「一度審判がカウントをコールしたので、カウントになるかなと思ったんですけどね。でも、ビデオ判定で白黒はっきりつけられるのはいいことだと思う。」と話していました。#川崎ブレイブサンダース #Bリーグ https://t.co/rf7Rt7oyFC
— 川崎ブレイブサンダース (@brave_thunders) September 26, 2016
特にアンスポ/通常のファールという部分など、昔まではお互いに納得しないで試合が進む場面も多かったイメージですが、しっかりビデオで再判定しているので不満も減ったのではないかなと。
実は2016年9月から採用されていたんですね。
一方で、やはり審判も人間なのでお互いが完全に納得できるジャッジというのは難しいです。
応援しているチームにとって少しでも不利な判定をされてしまうと文句を言いたい気持ちはもちろんわかります。
特に
ファールなのか、ファールじゃないか
ボールがラインから出た際に、どっちボールか(最後にどっちが触ったか)
は永遠の課題なのかなと。
なら、人間ではなく人口知能に審判をやらせればいいじゃんという意見を考える方もいるかもしれません。
実際に、他のスポーツでは人口知能の導入を検討されているものもあるようです。
特にシンクロのように「相手がいない」競技で
例えばシンクロの場合、演技中にプールの底をちょっとでも蹴ってしまうと減点の対象となります。現状の審判の仕事はなくさず、こうした部分をきちんと判定してくれるアルバイトのようなAIがあったら、見えなかったルール違反を可視化でき、「不公平が軽減されるのに」という声がアスリートに多いです。
ただ記事でも述べられている通り、芸術的な部分などの評価は難しい。
ではバスケはどうでしょうか?
例えば、ファールかファールじゃないかという問題。
接触が起こる=ファールというわけではないので、単純にはいかなさそう。
じゃあ選手ごとのシリンダー(この範囲ならファールにならない領域)のデータを蓄積して「シリンダー外で接触が起こるとファール!」みたいなことをするのか。
(そんなの人口知能で出来るのか。。)
これ、かなり現実的じゃないですよね。
シリンダー内ならなんでもして良いと、ゴール下でのやりあいが陰湿になりそうです。。笑
トラッシュトークとかが凄くなりそう。。(挑発や汚い言葉など)
結局人間の審判も併用する必要があり、代替まではいかないでしょう。
人間の審判がファーストオプションなのでビデオ判定の延長戦上になるのかなと。
ただ、ラインクロスの部分は出来なくもなさそうですね。
角度によってはという話があるのでカメラを何個も設置する必要がありそうですが。
テニスのラインを超えた/超えてないというボールとラインだけの議論なら簡単に出来そうですけどね。
まぁ少なくとも「代替」されることは暫くないので、「審判も人間」と割り切って観戦した方が精神衛生上良い気がします。
もちろん審判陣も「人間だからしょうがないじゃん」と開き直って努力を怠るのは違いますが。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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