「福岡や京都は県(府)大会で全国大会の決勝戦レベルの試合が行われる」
みたいなことを冗談半分でも聞いたことがある方は多いと思います。
もちろんその代によっては対象となる都道府県は異なってきますが、共通するのが都道府県での決勝戦のレベルが高い地域は国体でダントツで優勝したりします。
(今後都道府県は県と略します、長いので)
そして、ついこの前も福岡県でのウィンターカップ予選決勝 福岡第一VS福岡大濠が行われました。
福岡第一が勝利したのですが、「大濠が全国大会で見られないなんて」というコメントも色々と見受けられました。
京都は最近東山が台頭してきてパワーバランスが変わったので微妙ですが、とはいえ福岡はどちらも伝統校なので以前からこの「県内のレベルが高くてウィンターカップに片方が出れない」ということは結構ありました。
なので、「全国で見れないのは残念だな」と思う一方で、「まぁしょうがないかな」と思うことも多々。
私がこう思う理由は2つ。
1つめは、「インターハイで決勝まで進んだ県は無条件でウィンター出場が決定する」というルールです。
簡単に言えば、福岡第一がインターハイで優勝(準優勝)すれば福岡第一は無条件でインターハイ出場、「福岡県としてのウィンター出場枠」は大濠など福岡県の高校が獲得するチャンスがあります。
なので本当にレベルが高ければ、第一と大濠のどちらかがインターハイ決勝に進出する可能性はかなり高いわけで、観る側としてはあまり気にならなかったわけです。
ちなみに、福岡はインターハイの枠は2枠あります。
もう1つは、国体です。
インターハイやウィンターでは福岡勢が上位に上がらないような年でも福岡県が国体優勝ということは結構ザラにあります。
京都の国体優勝もかなり多いイメージですね。
なので、仮にウィンターに出られなくても(もちろん国体でレギュラーメンバーかは分からないですが)インターハイ・国体は出れます。
↓ほとんどが京都か福岡といっても過言じゃないです。笑
しかし、今回の大濠は非常に可哀想だと感じました。
理由は、大濠の一部の選手はインターハイに出場していないからです。
しかも、福岡第一も一部の選手が出場せずに初戦敗退という結果に終わりました。
(=ウィンターの福岡枠は1校のみ)
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アンダーの試合と被ったからですね。
詳細は上記の記事を参照して頂きたいですが、これは今後どうにかして欲しいと改めて思いましたね。
Bリーグと日本代表の日程も重なる時があるらしいですが、コントロールできる部分は善処して欲しいです。
プロならば、「代表活動だから」と割り切れる(チームもファンも)と思いますが高校生に対しては結構酷だなと。
プロは試合数も多いですし、ある程度長く(折茂選手のようになれば30年近く。。)出来ますが、高校生は負ければ終わり・3年間の勝負ですからね。
うーん、何とかして欲しい。
最後までお読み頂きありがとうございました。
Bリーグの審判はAI(人口知能)に代替されるのか、正直バスケは難しいと
葦原一正氏の「稼ぐがすべて」はバスケの不人気に葛藤を持っていた競技者に是非読んで欲しい