シーズンオフに入り、自由交渉リストの選手の追加のニュースが絶えず、あの選手はどこにいくんだろうかとそわそわしつつ、わくわくもする日々が続いております。
その中で、東京の安藤選手だったり、北海道の伊藤選手はレンタル移籍(期限付き移籍)という形で17-18シーズンはプレーしてきました。
ところが「安藤選手は東京に残る」や、それに合わせてか「なら伊藤選手も北海道に残って」という意見がネット上にはちらほらあり、そもそもそれってルール的にOKなの?と思いましたので調べた内容を書いていきたいと思います。
Bリーグの規定を見てみる
レンタル移籍(期限付き移籍)についての文言を見てみたいと思います。
第 20 条 [プロ選手の期限付移籍]
(1)プロ選手は、選手と関連するクラブとの間の書面による合意により他のクラブに期限付移籍されることができ、その場合移籍先クラブ、移籍元クラブ、該当選手とは、三者間契約を締結するものとする。なお、併せて該当選手と移籍先クラブは所定の期限付移籍契約書を締結する。(2)期限付移籍に際して、移籍元クラブおよび選手自身の書面による同意なしに、移籍先クラブは選手を第三のクラブに移籍させる権利を有しない。
(3)期限付移籍の移籍期間は、最短1ケ月から最長移籍元クラブと当該選手との原契約満了日までとする。
(4)移籍元クラブは、移籍先クラブへ補償金を請求することができ、その金額は移籍元クラブと移籍先クラブとの交渉によって決定される。
選手契約および登録に関する規程(B LEAGUE)
ここで安藤選手が東京に残留可能と判断出来るのが文言の(3)の部分です。
レンタル移籍は元々安藤選手が契約している秋田との契約満了日(つまり18-19シーズン)までは行うことが出来るということなんですね。
(補償金などは必要と思いますが)
つまり、レンタル移籍自体の期間を変えてしまえば、安藤選手が秋田に必ず戻る必要があるということは決してないのです。
そして、18-19シーズンが終了すれば秋田との原契約自体が終了するので安藤選手が東京と契約することは全く問題ないということですね。
整理するとこんな感じ
17-18シーズン 期限付きで東京でプレー
18-19シーズン レンタル期間延長で東京でプレー
19-20シーズン 秋田と契約終了。新たに東京orその他と契約
サッカーでもレンタル移籍はあり、期間延長という事例もある
その中でこんな過去のニュースも見つけました
「サッカー レンタル期間延長」と調べると、このニュース以外にもたくさん事例があります。。
私があまりサッカーに詳しくないので、みなさんレンタル移籍について既にご存知だったかもしれないですね。笑
安藤選手に話を戻すと、私は正直優勝チームである東京で、かつプレイタイムもある程度保証されているので秋田に戻る可能性は限りなく低いと思っています。
なんだかファンにとっては「レンタル移籍ってなんのためにあるのか」という意見も出てきそうですが、運営側には色々メリットなどもあるみたいですね。
バスケットも基本的に同じ考え方だと思います。
いずれにしろ、安藤選手や伊藤選手の挙動には注目したいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。