先日、高校バスケットにおいても大学やプロのように背番号の自由化が始まっているという記事を書きました。
www.basketball-iitaihoudai.com
年々少しずつではありますが、背番号を自由化する高校は増えてきており、最終的には全ての高校で背番号が自由化という現象も起こりえるでしょう。
むしろ、それが自然なのかもしれません。
もし高校で背番号の自由化が進むと、何が起こるか。
そう、特になにも起こらないのですがわれわれ世代の「この番号=このポジション」的な勝手なイメージが徐々に忘れ去られていくことになります。
そうなる前に、漫画や過去の高校バスケのチームを独断で取り上げて背番号の意味を考えていきたいと思います。
事例①スラムダンクの各高校の場合
ざっと、湘北・稜南・翔陽・海南・山王の選手について、背番号とポジションで紐付け手みました。
湘北の控え選手は「プレーしてる場面あったっけ・・」という選手もいたので角ちゃんくらいしか分かりませんでした。
湘北高校 | 稜南高校 | |||
番号 | 名前 | ポジション | 名前 | ポジション |
No4 | 赤木剛憲 | C | 魚住純 | C |
No5 | 木暮公延 | SG | 池上亮二 | SG |
No6 | 安田靖春 | PG | 越野宏明 | PG |
No7 | 宮城リョータ | PG | 仙道彰 | SF |
No8 | 潮崎哲士 | ?? | 植草智之 | PG |
No9 | 角田悟 | PF | ||
No10 | 桜木花道 | PF | ||
No11 | 流川楓 | SF | 菅平 | C |
No12 | 石井健太郎 | ? | ||
No13 | 佐々岡智 | ? | 福田吉兆 | SF |
No14 | 三井寿 | SG | ||
No15 | 桑田登紀 | PG | 相田彦一 |
翔陽高校 | 海南大付属 | 山王高校 | ||||
番号 | 名前 | ポジション | 名前 | ポジション | 名前 | ポジション |
No4 | 藤真健司 | PG | 牧紳一 | PG | 深津一成 | PG |
No5 | 花形透 | C | 高砂一馬 | C | 野辺将弘 | PF |
No6 | 長谷川一志 | SG | 神宗一郎 | SG | 松本稔 | SG |
No7 | 永野満 | SF | 河田雅史 | C | ||
No8 | 高野昭一 | PF | 一之倉聡 | SG | ||
No9 | 伊藤卓 | PG | 武藤正 | PF | 沢北栄治 | SF |
No10 | 清田信長 | SF | ||||
No11 | ||||||
No12 | ||||||
No13 | ||||||
No14 | ||||||
No15 | 宮益義範 | SG | 河田美紀男 | C |
こう見ると、背番号とポジションや役割に全く相関関係がないことがわかります。
ただし、高校バスケの場合はほとんどのチームがキャプテン=4番となるので、チームの柱になるようなCだったり、ゲームメイクをするようなリーダーシップのあるPGの選手が着けていることが多いようです。
7番はエースとか、10番はリバウンダーやら、14番はシューターという勝手な印象があったのですがそうでもないですね。
強いていうならば、6番はアウトサイドのプレーヤーな気がします。
次のケースを見る前に、もう相関関係はほとんどないことが分かってしまったので、「キャプテンはPGかCが務める説」に絞りたいと思います。笑
事例②あひるの空
クズ高の4番→百春(C)
丸高の4番→常盤(PG)
おっ、これはかなり良い感じです。
ちなみに、常盤の前も千葉(C)ですのでクリアです。
これは、「キャプテンはPGかCが務める説」はかなり濃厚な感じですね。
横浜大栄のキャプテンもPGでしたし、北住もC→加藤(PG)でしたね。
ほらね、ほらね~。
えっ??マグミはSFだって??
細かいこと言ったらだめですよ。。。
でも、周りのチームを見渡してもこの説はあながち間違いではない気がします。
私の高校のチームもキャプテン(4番)はPGのプレーヤーでしたし。
もっとN数を取る必要があるとは思うのですが、ちょっと一旦この当たりで締めたいと思います。
続編で、洛南高校や福岡第一などを取り上げていければと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました!