おはようございます。
最近の流行は会社のipadと自身のipad miniを同時に机の上に置いてDAZNで2試合を同時観戦することです。
昨日は富山vs栃木と川崎vs滋賀を同時に見ようと思ってスタンバイしたのですが、なぜか富山の試合には目を惹かれるんですよね。
なぜでしょうか個人的には推しチームは持っていないのですが、やっぱり富山・東京あたりの試合は注目してしまいます。
そんなわけで昨日10/13に行われた栃木vs富山の試合について備忘録を書いていきたいと思います。
試合の感想箇条書き
★栃木のスミス選手へのダブルチームの徹底
栃木のディフェンスが全体的に良かったのですが、特に富山 スミス選手の部分はかなり警戒していました。
スコア上は結局24得点ですが、簡単に点を取っていたイメージはありません。
1Qからスミス選手のローポストに入るや否や、全てダブルチームを行っていたのでチームとしての作戦だったと思うのですが、ダブルチームまでの早さ・その後のローテーション含めて徹底し切れるところが栃木の強さなのかなと。
ただ、相変わらず1対2(3の場面も)でもスミス選手はファールを貰うところまではいけてましたね、恐るべしです。
★栃木のディナイの厳しさが富山のリズムを狂わせた
これも栃木のディフェンスの良さについてですが、栃木は富山のアウトサイド(特に大塚選手に)に簡単にボールを持たせないことを徹底していました。
ボールをもらえても3Pラインから離れていたり、体勢が悪かったりなど。
正直先週の横浜が簡単にボールを持たせすぎていた気もしますが、東京や千葉などもディフェンスが良いチームなので、富山としてはなんとかトランディションを速くしてそもそもハーフコートでゆっくりとオフェンスをしなくて良いようにしたいのかなと。
★栃木に良い形でシュートを打たせてしまう→富山速攻が出せない
また富山は速攻を出したい(走りたい)のですが、横浜戦ほどは走れませんでした。
要因として栃木の戻りが速いというのもありますが、最大の要因は「栃木のオフェンスが常に良い形で終わっていたため」だと思います。
良いシュートで終わると、そもそもの確率が高いことに加えて、シューター以外の4人も次にリバウンドに入るか速攻に備えて戻るかゆとりをもって選択できます。
つまり富山のオフェンスの歯切れの悪さはディフェンスにあったんじゃないかなと。
★栃木のシュート力はさすが、とはいえ簡単に打たせすぎ?
その栃木の「良いシュート」というのがなぜ起こりやすいかというと、富山のチームディフェンスなのかなと。
栃木のディフェンスが良いというのもあるのですが、スミス選手のところでピック&ロールが全く守れていないのが大きいと思います。
— としお@バスケブログ (@Japan_basket11) October 12, 2018
スミス選手が前に出ないので栃木ガードがノーマークになってしまう。
渡邊・鵤選手でこれだけやられると富樫選手や辻選手相手だと更に好き勝手やられそうですね
主に、スミス選手のマークマンがスクリーンを試みるところから始まります。
スミス選手の機動力的に前に出ろ(ショウディフェンス)までは言いませんが、チームとしてもう少しローテーションなどの余地はあるのかなと。
結局3Pが12本で確率も高いという結果になってしまいました。
1本1本のシュートまでの「過程」が栃木の方が圧倒的に楽そうでしたね。
★宇都選手のスタッツが伸びないor伸ばそうとしていない
今シーズンはレオ・ライオンズ選手を筆頭に1on1で崩せる選手が多いので、確かに宇都選手のスタッツは下がるのかなと。
ただ、昨日の試合だけ見ると、やはりインサイド陣の1on1だけでは限界があります。
宇都選手も1on1では崩せるものの、シュートまでは阻まれるというシーンも。
昨年はビットマン選手やウィラード選手とピック&ロールをするシーンが多かったですが、このあたりのコンビネーションは今後期待でしょうか。
まだ序盤なので、おとなしく楽しみにしておきます。
勝手にMVP
ライアン・ロシター選手でしょうか。
スミス選手の接触に対しても我慢して、ほんとにハードワークという言葉が合う素晴らしい選手だなと感じます。
ディフェンスやリバウンドも「献身的」とはこのことかと。
また、マッチアップが山田選手に変わった際の1on1も見事でした。
スリーも入りますし、相手からすれば嫌ですよね。
20得点 アシスト3 スティール3 リバウンド10と文句なしです!
本日も栃木vs富山がありますので、富山のリベンジに期待です。
最後までお読み頂きありがとうございました。