八村塁選手とニック・ファジーカス選手の日本代表デビューとなった昨日の韓国戦をつい先ほど見終わりました。
ネット上を見ると八村選手にフォーカスを当てている感想や記事が多いな~という印象ですが、それもそのはず、八村選手とファジーカス選手はまだまだ日本代表にフィットしていないとはいえ、2人で合計45点を獲得しました。
また、得点面だけでなく日本がリバウンドやディフェンスで「高さ」がネガティブな側面になっていないことが一番大きかったかなと。
代表戦といえば、高さでは勝てないなか、比江島選手の1on1だったり古川選手や辻選手の外のシュートの当たり次第的な印象があったので、インサイドを対等以上に戦えれば日本はかなり楽に試合を運べるよね~と。
(日本代表戦を全部見ているわけではないので、主観で恐縮ですが)
アウトサイド陣も比江島選手や馬場選手がコートにいる時間が長く、全体的にサイズアップしたことも要因のひとつでしょう。
その中でBリーグのシーズン時にも増して富樫選手が小柄に見え、いつも以上に注目して見てしまいました。
オフェンス面は身長に関係なく国際大会でも通用するのは知っていたのですが、よくよく考えると167センチという身長でディフェンスってどうやっているのだろう?
185センチのPGが平気でいるプロのレベルで167センチということは、レベルにもよりますが一般的なクラブチーム(実業団などではない)だと155センチのガードがいる感覚といっても言い過ぎではないかと。
目を走らせると、他の選手より明らかに先回りして相手のコースに入ろうとする富樫選手がいました。
身長が同等以上の場合、ある程度ドリブルに対してディレクション(方向付け)すればヘルプディフェンスもいますし、ジャンプシュートを打たれてもチェックに飛べば低い確率のシュートを打たせることが出来ます。
ただし、富樫選手のように常に20cm近いミスマッチが発生している場合はディレクションをしてドリブラーについていっても、ジャンプシュートを選択されると事実上フリーでシュートを打たせてしまうことになります。
なので相手がドリブルを始めた1歩目、2歩目と早いタイミングでコースに入り、ドリブル自体を止めないといけません。
当然、コースに早めに入りすぎるとロールターンで逆を突かれることもありますし、(このシーンは昨日もありました)非常にディフェンスにプライオリティーを置かないといけないくらいしんどいことだと思います。
オフェンスで大活躍しながらも、身長をマイナスに感じさせないようにプレーしている富樫選手は非常に高いレベルで普段からディフェンスをしているんだなと思った試合でした。
最後までお読み頂きありがとうございました。
Bリーグのシーズンが終わり、久々に試合を見たので他にも昨日の代表戦について何本か書きたいと思います。
富樫選手に関連する記事もよければお読み下さいませ~。
www.basketball-iitaihoudai.com
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