私は意外とスラムダンクよりあひるの空の方が好きな気がする。
一般的なバスケ漫画としてはスラムダンクの方が人気と内容共に優れているのはわかるが、あひるの空の少し冗長気味といえる試合の間の練習風景が特に好きです。
「部活感」みたいなものもあるかもしれません。
ちょっとあひるの空のある場面を見て思ったことを書いていきます。
「決めれるコンビ」があるチームは強かった
そんなあひるの空15巻(クズ高vs大栄)を読んでいると、観客の高橋がこんなセリフを言っていました。
あひるの空 15巻
「バスケで点を取るのに一番手っ取り早いのは決めれるコンビを作ること」だと。
このセリフは非常にわかるな~と思いました。
今シーズンのBリーグを見ていても、「決めれるコンビ」のいるチームは強かったです。
優勝した東京の田中選手&アレックス・カーク選手のピック&ロールはどちらからも攻めることができ、まさに「決めれるコンビ」でした。
川崎の辻選手&ファジーカス選手や大学でいうと、大東文化の熊谷選手&モッチラミーン選手らも素晴らしく「決めれるコンビ」だと思います。
「決めれるコンビ」が居るチームが強い理由
やっぱり困ったときに「ここで攻める」という共通認識があるチームは強いなと思います。
必ずしも「コンビ」である必要はないのですが、レベルが高くなるほど1on1で打開するのは限界がありますよね、金丸選手とは置いといて。笑
逆に「ここで攻める」というコンビ(もしくはエース)がいない、もしくは共通の理解がないチームは勝負所に弱いイメージがあります。
全体的にバランスは良いのですが、イマイチ結果に結びついていない近年の東海大学は勝手ですがそんなイメージがあります。
結局バスケは3対3以上は基本的に起こりえないんですね。
よくハーフコートの練習で3on3をやりますが、常にボールに絡んでいるのは多くて2人ですよね、シザースなどは一瞬3人絡みますが。
「いやバスケは5対5だ」という意見もあると思いますが、本当に(ハーフ)オフェンスの場面を切り取ってよく見るとどのオフェンスも2on2+逆サイドで3on3という形かと思います。(もしくは1on1+4on4)
1on1だと崩しきるのに限界があり、3人以上は基本的に起こりえず、起こってもボールに人数が密集するのでターンオーバーのリスクが高くなります。
なので、2on2で崩せることが大事なんですね。
そして、チームとして誰が攻めるかという認識は非常に重要だと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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