昨日はvsイラン戦、お疲れ様でした。
私もリアルタイムで見るべく、成城石井でワインとおつまみを買い込み観戦に備えていたのですが、あまりにも息つく間もなく、また素晴らしい試合で逆に酒が進みませんでした。
やっぱりバスケットは展開が速いのでスポーツバーとかで観戦するのは向いてないのかな、と思いつつ。笑
ご存知の通り、固すぎるチームディフェンスから流れをつかんだ日本が強豪イランに勝利しました。
全員について素晴らしさを語りたいのですが、あえて八村選手についてのみ感想を書いていきたいと思います。
他の選手は別記事にて書きたいと思います。
まず、凄いのが国際大会での落ち着き
まず改めて皆さんに思い出して欲しいのは、「八村選手はまだ20歳」ということです。
(2月生まれなので、21歳の代ではありますが)
高校・大学バスケファンの方ならイメージしやすいかもしれませんが、青山学院の納見選手や中央大学の三上選手と同級生でチームメイトでした。
他の高校でいうと、東海大学の平岩選手や専修大学の盛實選手と同世代になります。
つまり、大学3年生なんですよね。
それなのに、イラン戦は苦しかった前半では落ち着いてポスト周辺のプレーからジャンプシュートを何度も沈めたり、フラストレーションが溜まる中リバウンドをしっかり取り続けたりなど、身体能力もさることながらそのメンタルが凄いなと感心しました。
渡邊選手もまだ24歳の代です。(三遠の寺園選手や京都の伊藤選手と同世代)
渡邊選手も「日本代表」という観点からすればかなり若く、多少強引に突っ込んでターンオーバーしたり、シュートタッチが安定しない時間帯が長かったことはしょうがないのかなと思っています。(とはいっても、物凄い活躍でしたが)
やっぱりゴンザガ大学での経験でしょうか、おそるべしアメリカ。
実況の方が「ここはさすが、エースの八村」といった「エースの八村」というフレーズに全く違和感を感じない私がそこにはいました。
いや、あの比江島・田中選手も大学3・4年生くらいでフル代表入りはしてましたが、さすがにエースとは言われてませんでしたよ。
むしろ「現役大学生の挑戦」みたいな記事が多かった気がします。
能力も凄いが、ファンダメンタルの高さが目を引く
八村選手といえば、豪快なダンクやブロックというイメージも強いと思います。
しょうがないです、だって凄いんだもん。。
でも、昨日の試合は相手のイランも身体能力が高いチームだけに八村選手の「ファンダメンタル」の高さが目立ちました。
代表的なのはジャンプシュートの上手さ。
おそらくイランも八村選手を警戒していたでしょうが、それにも関わらずFG10/18という安定したスタッツを残しています。
昨日は結構相手が守る上からダンクを試みるシーンがあったのにこの確率ですから、単純なミドルレンジのジャンプシュートならほとんど入っていたイメージです。
また、外からのドライブも出来ますし、ポストプレーも上手い。
そして、ボールを持っていない場面で相手ディフェンスをシール(抑える)したまま、パスの角度が変わるのも非常に上手いです。
もうほんとに住む世界が違う感じです。
この辺りのプレーは私が大好きな2013年明成の頃から見られたプレーですね。
本当に高校時代の先を見据えた指導も良かったんだと思います。
www.basketball-iitaihoudai.com
そんな八村選手、次の代表戦は出場できるかわかりませんがゴンザガ大学、また今後の代表活動での活躍を期待したいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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