日本のバスケで言いたい放題!

バスケットボールをこよなく愛するおじさんが高校・大学・Bリーグの選手やチームについて語ります。

結果的に三河は「層が薄い」といわざるを得ない結果になった

三河vs東京のCS準決勝は結局東京アルバルクの2連勝で幕を閉じました。

フルで見たのは2試合目だけなのですが、正直東京が勝つのは必然だったのかなと思う内容でした。

 

細かい内容でいうと

 

・東京の桜木JR選手へのディフェンスの良さ

 →ローポストに入らせず、2試合目は2得点に抑えた

三河のピック&ロールへの対応の甘さ

 →安藤選手や田中選手に比較的イージーにシュートを打たせてしまった

三河オフェンスの金丸選手への偏重

→インサイドで攻めれないのは苦しいが、1on1に頼りすぎかな??

 

このあたりが勝敗を分けたのかなと思います。

 

ただ、根本的なところでいうと選手層の厚さの違い、正確に言えば勝負所を任せることが出来る選手の多さの違いかなと思いました。

 

東京のデイフェンスは田中選手が「ハードワークが強み」というだけあって、終始厳しいものでした。

三河のディフェンスが悪いというわけではないのですが、あれだけ金丸選手と比江島選手の個人技に委ねているとディフェンスを100%の力で行うことが出来ないのは当然かなと。

 

なによりも2試合目のオーバータイムで延長戦に突入したときに東京が安藤選手と田中選手という攻撃の起点になる選手をベンチに温存する余裕があるところに両者の違いが顕著に出ていたのかなと思います。

 

おそらく三河が延長戦を勝利し、GAME3に突入していたら三河は10分間といえど体力は残っていなかったのではないでしょうか?

 

三河は西川選手や松井選手といった他のB1チームでもスタメンを張れる実力がある選手がいるのは事実ですが、勝負所は比江島・金丸選手に頼り続けてきたゆえに、全ての時間が勝負所といっても良いCSという舞台では他の選手を活かすという選択肢が取れなかったのかなと思います。

 

たしかに中地区優勝後の終盤はセカンドユニットで試合を進めることが多かったですが、結局「消化試合」として挑んでる意味合いは少なからずあったのではないでしょうか?

 

来季はシーズン中のハードな試合も、今年より長い時間をセカンドユニットと共有することで、チームとしての力を高めないとまた同じような結果になってしまうのではないかな?と少し懸念もあります。

 

私も少し三河贔屓なので笑

 

それにしても比江島選手の終盤の活躍はすさまじかったですね。。

東京のチームファールが5になったときにスイッチが入ったところはインカレ2011の決勝の再現かと思いました。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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