前回「シュート飛距離向上のために必要な6つの筋肉」についての記事を書きました。
もちろんどの筋肉も非常に重要なのですが、その中でも「筋肉としては小さいが、ボールを放つ際に最も近い筋肉は手首」ということに触れました。
つまり、手首の筋肉を鍛えることで手っ取り早くシュートの飛距離を伸ばすことができるんですね。
そこで手首の筋肉を鍛えるためのおすすめのトレーニングを3つ紹介したいと思います!
最も手軽!お風呂でスナップ
これは手軽なので筋力がつき始めていない小学生や中学生に非常におすすめです。
やり方としては水中でシュートを打つときと同じようにスナップするだけです。
水の抵抗を使うので怪我の心配もありませんし、なによりお風呂に浸かるついでに出来るので良いですね。
それほど大きな負荷もかかりませんし、手首の筋肉は小さいので回復が早いです。
なので毎日トレーニングしても全く問題ないです。
浴槽の中で三角座りをし、利き手側にある膝の内側に肘を固定することでシュートフォームを固めるトレーニングにもなります。
ダンベル・バーベルを使用したリストカール
次は器具を使用したトレーニングです。
ダンベルリストカール
ダンベルの重さを利用して手首に負荷をかけるトレーニングです。
下の動画ではベンチで腕を固定していますが、椅子に座って太ももの上に腕を固定するのでも問題ありません。
大事なのは手首以外の筋肉を使えないように固定することです。
手首という小さい筋肉なので、下半身などのトレーニングのインターバルに行うのも良いですね。
バーベルリストカール
こちらのバーベルリストカールではダンベルではないので両手首を一回で鍛えることが出来ます。
余談ですが、利き手ではない方の手首も鍛えていたほうが良いですよ~。
パスする際のスナップにも影響しますし、ゴールした近辺くらいでは、左手でもシュートが打てたほうが絶対良いです。
それにしてもこの方の動画わかりやすいのですが、私には「予告犯」のキャラクターにしか見えません。笑
専用器具を使用したトレーニング
ハンドグリップ
いわゆる握力向上の器具ですね。
確かに手首のトレーニングにはなりますが、シュートと異なる動作になるので個人的には上で紹介した3つの方が効果が高いと思います。
ただ、手軽にトレーニングできるという点では良いですね。
リストボール
これ、一時期流行っていましたね。
何年か前ですが。
これもハンドグリップと同じでバスケットボールのシュートの動作とは違うので優先順位としては低いのかなと思います。
ただし、これは手首のトレーニングという意味では非常に優秀なので更なる高みを目指している方はトライしてみても良いと思います。
かなりきついですよ。。笑
最後に「手首は普段から鍛えられる」
手首を鍛えることのできる5つのトレーニングを紹介しました。
バスケットボール選手としての体作りという意味では、下半身や大胸筋といった大きな筋肉を優先して鍛えるべきですが、シュートの飛距離を伸ばすという観点では手首のトレーニングは非常に重要です。
とはいってもベンチプレスでバーベルを持ち上げるときや懸垂で棒を掴むときにも当然手首の筋肉は使用するので鍛えられます。
手首の力が疲れないようにするリストストラップもあるくらいですからね。
(私は懸垂するときにこれを使用しています)
なので、手首のトレーニングはお風呂の中だったり、インターバルの合間だったりに補助的に継続すれば良いのかなと思います。
大事なのは習慣的にトレーニングを行うことだと思います。
ハンドグリップを握りつぶすほど鍛える必要は、少なくともバスケットボールプレーヤーにはありません。
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