バスケットボールを始めて10年以上が経ちますが、トレーニングに対する考え方も時代と共に色々と変化し、私の考えも変わっていっています。
ここで多くの意見が分かれるのが、「体幹トレーニング」か「ウエイトトレーニング」かと思います。
(前提として注意して頂きたいのが、ある程度体が出来ている人達の議論だということです。
最低でも身長マイナス体重が110くらいでしょうか?バスケットはコンタクトスポーツなのでどれだけ軸がしっかりしていても体重が軽すぎると厳しいのかな~と思います。)
私も学生時代の監督の影響もあっていわゆる「体幹トレーニング」派でした。
プランクで1分キープとか、そのまま脚を動かしたりとか。
最大筋力自体は変わらないのですが、いわゆる動きの「キレ」みたいなものは非常に安定した気がします。
ジャンプ力の最高到達点は変わらないが、体勢が悪くてもジャンプまでのロスが減ったりみたいな。。(上手く言えませんが・・)
野球界でもダルビッシュ選手のような「筋力を大きくする」派とイチロー選手のように「筋肉のしなやかさを重視する」派があるようです(体幹派ではないかもしれないですが)
そんな中、DeNAの筒香選手のトレーニングを紹介している動画を見つけました。
野球を少し知っている人はご存知と思いますが、筒香選手はいわゆるホームランバッターです。
まず驚いたのが、筒香選手が一番鍛えているのは「体幹」とインタビューで言っていたことです。
あの体の大きさから、ウエイトをガンガンしているタイプなのかなと。
そして、さらに衝撃的だったのがトレーニング自体はダンベルを扱ったものなどが多かったことです。
筒香選手いわく、「重り(ウエイト)も使用するが、全て体幹を使用して重りを挙げる」トレーニングをしているそうです。
これを見て、「体幹トレーニング」についての概念自体が変わった気がします。
たしかにこの体幹トレーニングなら筋力自体もアップしつつ、いわゆる競技に「使える」筋肉を作ることが出来そうだと。
そこで、バスケットボールに必要な「体幹トレーニング」のメニューはどこにあるのかと探しているところにこんな書籍がありました。
実は、この書籍は私も学生時代に参考にしたことがありました。
表紙の松井啓十郎選手が取り組んでいる「片足ルーマニアンデッドリフト」や「ランジ」というメニューを一時期こなしていましたが、確かにウエイトをガシガシやっている時期より体のキレは良かった気がします。
ダンベルさえあれば出来る簡単なメニューなんかも多いので、是非参考にしてみてください。
この書籍の最も良いところは、「シュート」の動作のための体幹トレーニングや「ドリブル」の動作のための体幹トレーニングなどの項目が分かれているところです。
全部こなす必要は無いと思いますので、普段のトレーニングに何種類か取り入れてみてはいかがでしょうか。
私も、やってみたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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