日本のバスケで言いたい放題!

バスケットボールをこよなく愛するおじさんが高校・大学・Bリーグの選手やチームについて語ります。

【富山グラウジーズ 小原翼】恵まれた体格をもつ日本人インサイドの目指す先とは

こんにちは、第8回目は2017年に筑波大学を卒業し、現在富山グラウジーズでプレーする小原翼選手を紹介したいと思います。

 

日本人としては恵まれた体格を持つ小原選手ですが、現在の制度が続く限り外国人選手とのマッチアップは避けれません。

 

そして、体格や身体能力の違いもあり同等に戦えている日本人センターというのは数少ないです。

そんな小原選手の注目ポイントや、こんなプレイヤーを目指して欲しいという内容を紹介したいと思います。

 

 

 

1.プロフィール

 

f:id:Aki_Fukayamagi_1834:20180420213437j:plain

 

所属・背番号:富山グラウジーズ・81

出身高校・大学:横浜高校→筑波高校

前所属:なし

誕生日:1994/7/27

身長・体重:198cm・97kg

ポジション:PF

 

見ての通りですが素晴らしい体躯です。

本人も大学時代から食事やトレーニングにかなり気を遣っているそうですね。

2.注目ポイント「ディフェンスでもっと貢献出来るはず」

1.筑波大学での経験を

 

ご存知の通り、小原選手の代はインカレ三連覇を達成した黄金世代です。

 

筑波大学が強かった要因は何だったのでしょう?

 

もちろん、現東京 馬場選手という存在はかなり大きいと思います。

 

しかし、私は筑波大学は「ピック&ロールに対するショウディフェンス」が非常に上手かったからだと思っています。 

 

木林選手や小原選手といったインサイドプレイヤーが勢いよくドリブラーにショウアップする。

これでかなりのターンオーバーを稼いでいたと思います。

 

しかし、このショウディフェンスってドリブラーとショウアップするインサイドの技術差があると通用しないんですよね。

実際NBAではほとんどショウデフェンスは行われません。

 

だってカリーとかにセンターが付いていけるわけないですもんね。。

 

とはいえ、小原選手はフットワークが一般的なインサイドプレーと比較して良いのでSGやSFに対してであれば十分ショウデフェンスでプレッシャーをかけることが出来ると思います。

 

もちろんピック&ロール以外でも、アウトサイドから攻めてくる外国人選手へのディフェンスも頑張って欲しいです。

 

2.オフェンスは1on1以外にも活路を

 

 

ディフェンスへの期待も大きい小原選手ですが、オフェンスでも活躍を求められます。

ただし、現実的に現在の小原選手の体格とスキルで外国人選手相手に1on1から点を取るというのは難しいとも感じています。

 

ただ、幸いにも富山には大塚選手といったシューターもいますし、宇都選手もいます。

こういった選手のスクリーナーとなって、相手ガードにシールしたままミスマッチをついたり、裏に合わせたりというプレーを磨いて欲しいと思います。

 

そういったプレーが「上手い」選手になれば十分オフェンスでも貢献できると思います。

 

まだまだ2年目の小原選手なので今後の活躍に期待したいと思います。

ありがとうございました。