第19回はシックスマンとしての出場ながらも、スターターの篠山選手に劣らないプレイタイムをキープし、大活躍する川崎ブレイブサンダースの藤井祐眞選手を紹介していきたいと思います。
藤枝明誠高校時代は圧倒的な得点力が印象深かったですが(ウィンターカップの最多得点記録として79点なんかもありました)今ではすっかりルーズボールやディフェンスが持ち味となっている藤井選手。
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/200912280006-spnavi
しかし、時おり見せる得点力は未だ健在です。
そんな攻守ともに活躍している藤井選手ですが、何よりプレーを見ていて、感動のあまり涙を流してしまうくらい気持ちの入ったプレーに引き込まれてしまいます。
(ちなみに私は2016-2017シーズンのセミファイナルで号泣しました。笑)
思い出のあまり前置きが長くなりましたが、そんな藤井選手の見所を紹介していきたいと思います。
1.プロフィール
所属・背番号:川崎ブレイブサンダーズ・0
出身ミニバス・中学:大庭小学校・湖東中学
出身高校・大学:藤枝明誠高校・拓殖大学
前所属:なし
誕生日:1991/12/23
血液型:A型
身長・体重:178cm・75kg
ポジション:PG
バッシュ:レブロン15 LOW
2.注目ポイント!「リングにもボールにも貪欲さが光る」
1.怪我も恐れないボールへの執着心
2016-2017シーズンのセミファイナルでもリバウンドに飛び込んで腰を強打するというシーンがありますが、藤井選手は見ていて心配になるほどボールに飛び込むシーンが多いです。
これはボールの執着心ももちろんですが、勝ちへの強い意志が藤井選手を飛び込みという選択肢を選ぶことを「迷わせていない」のかなと思います。
2.プロになってもまだまだ走る!
バックコートを駆けずり回り、速攻でもシュート後に倒れ込むほどの勢いの走りを見せます。スピードも非常に早いですし、何より、藤井選手を見ていると「人間ってそんなに走れるのか。」とも思ってしまいます。
#ゆうまつりとSNS上で話題になっていましたが、まさにこの試合なんて藤井選手の良いところが出まくっているな~という動画です。
対戦相手のガードは相当嫌だろうな~と思います。
3.速いだけではない「キレ」の良さ
しかし、スピードや玉際の強さだけが藤井選手の魅力ではありません。
なんせ藤枝明誠高校・拓殖大学時代の藤井選手のプレーを見たことがある人はご存知だと思いますが、オフェンスの「キレ」が半端ではありません。
クロスオーバーからのジャンプシュートや178cmの身長にも関わらずゴール下まで力強く捻じ込める動きの鋭さは、プロになってから見せる機会が減ったもののまだまだ顕在です。
チーム方針もあると思いますが、セカンドユニットと同時に出場した時は積極的に得点を狙っていますし、何より「その気になれば自ら得点も取れる」というポイントガードはチームとしては非常に魅力的ですよね。
少し懐かしい試合がYoutubeにあったので藤井選手のファンで「昔のプレーをあまり知らない」という方は是非見てみてください。
ウィンターカップ2009のvs福岡大壕戦では藤井選手を中心として1Pだけで37点取っています。
(会場からの驚きの声がすごいです)
インターハイ2009のvs京北高校戦です。
ちなみにこの試合は当時高校1年生だった田渡選手(横浜)も出場していますね。
ちなみに2018/5/2時点でスターターPGの篠山選手の怪我によるしばらくの欠場が発表されました。
藤井選手への負担はより大きくなると思いますが、昨年の悔しい思いを晴らすような大活躍に期待したいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました!
大学の先輩の鈴木選手や後輩の阿部選手についても書いてますので、良ければお読み頂ければ幸いです。
www.basketball-iitaihoudai.com