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バスケットボールをこよなく愛するおじさんが高校・大学・Bリーグの選手やチームについて語ります。

【三河シーホース 桜木ジェイアール】数字から見る5つの「尋常でなさ」

第20回はなんと現在41歳にも関わらず未だ活躍、むしろスタッツ的には成長を続けている元NBAプレイヤーである三河シーホースの桜木ジェイアール選手を紹介していきたいと思います。

 

巧みなインサイドプレーから柔らかいシュート、比江島選手や金丸選手というスター選手がいながらも未だ三河の最重要人物といっても過言ではありません。

 

「Bリーグ結構盛り上がってるし、久々にバスケ見てみようかな」と10年ぶりとかに三河(当時はアイシン精機でしたね)の試合を見た人はこうお思いでしょう。

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「まだいるの?」と。

(実際に佐古選手の大ファンだった私の友人が最近言ってました。)

 

なんと齢41歳です。

しかもスタッツを見てみると色々「おかしい!」と思うほどのご活躍です。

 

それではそんな桜木選手を紹介していきたいと思います。

 

 

 

1.プロフィール

 

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三河シーホース公式HPより

 

所属・背番号:三河シーホース・32

出身高校・大学:不明・UCLA

前所属:マリノスBBC(ベネズエラ)

誕生日:1976/10/30

血液型:不明

身長・体重:203cm・105kg

ポジション:PF 

 

2001年に当時のアイシンに入団し、2007年には日本国籍を取得し、帰化選手となりました。

旧名はジェイアール・ヘンダーソンという名前だそうです。

 

 

 

2.注目ポイント!「数字で読み解くスゴさ5つ」

 

 1.17年の経験と信頼

 チーム名の変更を除けば、桜木選手は日本に来て以来シーホース一筋です。

2001年からなのでなんと約17年間日本でプレーしていることになります。

 

ちなみに鈴木貴美一ヘッドコーチは1995年からシーホースのヘッドコーチをしています。

つまり、桜木選手にとっては唯一の日本での指導者ということで、それはお互い信頼していうんだな~ということがよく分かります。

 

 2.インサイドでは1位のアシスト数

 

2018/5/3時点でのアシスト数ランキングを見ると宇都選手、並里選手、五十嵐選手というガード陣に続いて4位(平均5.4回)を記録しています。

ちなみにこの後には田嶋選手、田中大貴選手、富樫選手と続くのでアシストが一見少なそうに見えるインサイドプレーヤーの中でも異彩を放っています。

 

桜木選手のアシストの多さの要因としては「体」と「目」の使い方が上手いことだと思っています。

 

桜木選手はローポストでボールを受けると1on1を仕掛ける前に周囲をしっかり見渡します。そして空いている味方がいればすかさずパスをします。

 

また、1on1でドリブルをついた最中も体をマークマンに預けることでボールを守ったまま、「ヘルプが来ないか」「逆サイドにノーマークが発生していないか」とパスのチャンスも探しています。

 

相手チームとしては桜木選手の1on1は脅威なのでダブルチームに行くことも多いですし、なにより現在の三河は金丸選手や松井選手を始めとしてシューター陣も豊富ですもんね~。

 

こんなお洒落なパスもありました、お見事ですね。

 

youtu.be

 

 3.30分近い平均プレイ時間

 

帰化選手なのでプレイタイムの制限も少ないとはいえ、現時点で平均29.1分のプレイイングタイムを誇っています。

(これは桜木選手の最近5年間で最も長いです)

 

47歳の折茂選手(北海道)も20分近い平均出場時間があるとはいえ、41歳でこの出場時間は相当ハードだと思います。

 

働き方改革はどこにいったんだという感じですが、三河にとって桜木選手はまだまだ必要な選手ということですね~。

 

 4.リーグ3位の被ファール数

 

アシストや出場時間以外に光るのが被ファール数。

時折首を傾げながら「今のファールだろ~」という雰囲気を醸しだしている桜木選手ですが、ちゃんとファールを吹いてもらっていることも多いです。

 

1on1の機会が多いこともありますが、あえてハーフスピードでドライブを行うことでしっかりと相手ディフェンスと体を接触させているプレーが理由だと思います。

 

自分の「シリンダー」を常に意識出来ている素晴らしいプレーだと思います。

 

審判に不満を抱くことが多いのも、桜木選手なりの「ファールの基準」を持ちながらプレーが出来ている証拠かな~と思います。

 

 5.10本のニンジン?

 

これはネット上で見つけたものなのですが、年齢を重ねてもハードなプレーを続ける秘訣はやはり「食事」だそうですね。

 

試合後は筋肉を回復させるために「すぐ食べる」ということが常識だと思っていましたが、桜木選手は長年の経験から「敢えて食べない」ことで回復させるそうですね。

 

 

 

試合後しばらく食事をしない代わりに、ケール、人参、生姜、にんにく、りんごをミキサーにかけて作ったジュースを飲む。特に人参の量が非常に多く、1回に約10本入れている。これが体の回復とリフレッシュに役立つことは、桜木自身が勉強して得たものだ。 食事に関しては、奥さんの手料理を基本とし、野菜とタンパク質をたくさん摂るようにしている。野菜の量が圧倒的に多いのは、身体の回復に大きなプラスになるという自らの認識によるものだ。

三河の大黒柱は今も桜木ジェイアール!ダンクする41歳支える秘密のジュース。|au Webポータルスポーツニュース

 

それにしてもにんじん10本って。。

 

ちなみにウサギにはにんじんを与えすぎると良くないみたいですね。

(何の話やねん。。)

 

三河はリーグ優勝を早々に決めていますが、チャンピョンシップ優勝に向かって桜木選手の活躍は必須だと思いますので期待したいと思います。

 

最後までお読み頂きありがとうございました!

 

チームメイトである金丸選手や比江島選手の記事も良ければお読み頂ければ幸いです。

www.basketball-iitaihoudai.com

 

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